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「鈍痛  解放」 -Living with pain-

私の世界はときどき美しい。

生まれた瞬間から死に向かう私たちは

この世界で溺れているように見える。

ありふれた、どこにでもありそうで

どこにもない日常に存在する私たちへ、

ありふれた愛を。

【制作意図】

​「鈍痛」「解放」という相反するテーマを交差させることで、

その2つの間に共通・共存するものをみつけました。

そして交差した2つのテーマが交じり合い、すり替わる瞬間を表現しました。

—生まれた瞬間から死に向かう私たちはこの世界で溺れているようにみえる。

その日常は、浮遊しながらも自由がなく、心地よくも息苦しいものでした。

私の「すり替え」た世界を共有し、そこに生まれた感情に問いかけたい。

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